足音・騒音
不眠・神経症
ネズミ被害で寄せられる相談でいちばん多いのが騒音です。夜になると天井や壁の中で「ガタガタ」「コトコト」「ガリガリ」。毎晩のこの騒音のせいで、睡眠障害や神経症にかかるお客さまも少なくありません。
生活空間での目撃
室内への侵入
ネズミは基本的に夜行性で、人が活動しない時に動きます。知らない間に様々な隙間から食べ物がある台所などの室内に侵入して被害を及ぼします。しかし安全だと判断した場所では、昼間でも活動するようで、生活空間で目撃してしまうという最悪の状況は絶対に避けたいところです。
雑菌による不衛生
感染症・食中毒
害獣は食中毒や感染症の原因となる細菌を体内に保有し病原菌の媒介になったりします。人体にこれらの菌が入り込むと強烈な食中毒を引き起こし、場合によっては人命に関わることもあります。
ネズミは、レプトスピラ症といった人にも感染する感染症の原因となる菌やウイルスを保有している可能性があると報告されています。
糞尿被害
ネズミの糞尿
ネズミが棲み着くと、頻繁に糞尿をします。ネズミの種類により糞の大きさや排泄しがちな場所は様々です。ドブネズミの糞は10~20mmの太い楕円形で主な排泄場所は水回りや床下の同じ箇所、クマネズミの糞は6~10mmの不揃いな楕円形で主な排泄場所は天井裏や換気扇周り、ハツカネズミの糞は4~6ミリの尖った米粒型で主な排泄場所は倉庫や納屋といった特徴があります。
ダニやノミの発生
かゆみ・腫れ・ぜん息・アトピー
動物の活動場所はダニ・ノミの巣窟となり1匹(頭)に、1,000匹以上の吸血性ダニが寄生している事が有り、人の生活空間に飛散して人を刺すようになります。女性や小さなお子様は特に刺されやすく、肉体的・精神的被害は甚大です。またアトピーやぜんそく等を引き起こすアレルゲンにもなります。
食害・咬害
ネズミがかじる
ネズミはげっ歯類に分類され、終年歯が伸び続ける特徴があります。そのため、電話線・ ガス管・パソコンの配線、柱、石けんなど硬い物をかじって伸びた歯を削る習性があります。被害例だと、配線をかじることにより停電や火災探知機の誤作動、最悪な場合だと、火災を引き起こしたケースも報告されており経済的被害の影響が大きいです。