ねずみの生態

クマネズミの姿ねずみの種類は全世界で1,000種類以上確認されており、その大半が夜行性です。現在、害獣として非常に問題となっているねずみの多くはクマネズミと呼ばれる外来種です。もともと東南アジアの原生林で生活していた種であることから、暖かい場所を好みます。そのため秋から冬になると、寒さをしのぐために建物に侵入し、天井裏の断熱材等を布団代わりに巣作りをします。

クマネズミは特に種子類を好んで食べますが基本的には雑食性なので、家屋の床下や天井裏では食べられてしまったゴキブリの残骸を見かけることが多くあります。また、クマネズミの体にはイエダニが多数寄生することも有名で、刺されると激しい痒みと皮疹が続きます。

体長 15~24cm
耳は倒すと目が隠れるくらい大きい
尻尾は体長よりもやや長い傾向がある
体重 200g程度のものが一般的
体色 個体により茶色いものから灰色のもの、汚れて黒っぽく見えるものまでさまざま

ねずみの特徴

ねずみのかじった跡特に被害が多く、問題となっているクマネズミはジャンプ力が強く、垂直跳びで1m、幅跳びなら1.5mも跳ぶことができるほどの高い運動能力を持っています。電柱から電線を綱渡りしたり、外壁も垂直に昇り降りできるため、屋根や壁にあるわずかな隙間からも建物に侵入することができます。 ひとたび棲みつかれると、優れた運動能力により天井裏から壁の内部を通り、床下に至るまで縦横無尽に走り回ることができるのです。

また、ねずみは歯が伸び続ける動物です。そのため猫が爪を研ぐように、ねずみは歯が伸びすぎないようにいろいろな物をかじる習性があります。天井裏では電気配線をかじり配線をショートさせ、漏電や火災の原因となる場合もあります。

さらに学習能力も特筆しており、例えば、1匹のねずみが罠に捕まったのを見ると、他のねずみは学習して同じ罠には掛かりにくくなります。また毒エサもある程度食べても致死量に至る前に体の異常を感じ取って食べるのをやめてしまったり、毒に対し抗体ができた『スーパーラット』が現れたりと、非常に手強い相手です。ねずみの脳は体の大きさに対して占める脳の割合が、驚くべきことに、なんと犬よりも大きいのです。

ねずみの特徴

  • 雑食性・夜行性
  • 警戒心が強く罠にかかりにくい
  • 学習能力が高い
  • 細い所や狭い場所も器用に移動する
  • 垂直行動や綱渡りが得意
  • 門歯が一生伸び続ける

ねずみの被害

天井裏にあった、ねずみのフンねずみは基本的に夜行性のため、天井裏をドタバタと走り回り、住民が住んでいられないほどの騒音被害を及ぼします。これにより住んでいる方が不眠性になったり、精神的に追い詰められてノイローゼになり、駆除のご依頼を受けることが多々あります。

また、ねずみにはダニが1,000匹以上寄生しているため、人間にも吸血の被害が及ぶことは少なくありません。その他、ねずみは不衛生な害獣ですから、サルモネラ菌やウィルスを媒介しますので、さまざまな病気の原因にもなります。

もしもねずみが天井裏などに営巣した場合には、その場所に長期間棲み付くこととなり、出産を繰り返し爆発的に繁殖し続けます。繁殖の早さは『ねずみ算』と言われるほど激しく、メス1匹で年間約20~30匹出産します。当然ねずみが増えるとその建物は飽和状態となり、ご近所に広がり被害が拡大します。また、巣の周りなどは糞尿が溜まりやすく悪臭の発生原因など、不衛生極まりない状態になってしまいます。巣を天井裏に作られて、尿や出産による羊水などの液体や後産により、天井に染みができてしまうこともよくあります。

ねずみから受ける被害

  • 天井を走る音などの騒音
  • 排泄物による衛生的被害
  • 食品や加工品への食害
  • ダニやノミなどの発生
  • 電気配線などのショート・停電・火災
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