害獣被害を最小限に!害獣用撃退器の種類と設置方法などを徹底解説

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近年、日本全国で害獣による農作物被害が深刻化しています。令和6年度の被害額は188億円に達し、前年度から24億円も増加しました。
特にシカ、イノシシ、ヒヨドリなどによる被害が顕著で、金額・面積ともに増加傾向が続いています。

さらに、クマによる被害も深刻化しており、現状の対策だけでは追いついていない状況です。

このような害獣被害から農作物や生活環境を守るために、効果的な対策として注目されているのが「害獣撃退器」です。

以下、害獣撃退器の種類や特徴、選び方、設置方法について徹底的に解説します。

 

害獣対策に効果抜群!「撃退器」の種類と特徴

害獣撃退器には、さまざまな種類があり、それぞれ異なる方法で害獣を追い払います。超音波式、光・フラッシュ式、音響式など、対象となる動物や設置場所によって最適な撃退器は変わってきます。ここでは、主な撃退器の種類とその特徴について詳しく見ていきましょう。

 

害獣撃退器とは

害獣撃退器とは、動物が嫌がる超音波・光・音などをセンサーで感知して自動的に発し、動物を傷つけずに人間の生活範囲などから追い出すために使用されます。

設置が簡単な製品もたくさんあり、撃退したい害獣に合わせて機能を選べるものが多いです。撃退器は害獣の捕獲や駆除ではなく、ふん害や田畑に侵入して作物を食べてしまうなどの被害を抑える目的で一般家庭や農家などで幅広く使われています。

繰り返しになりますが、害獣用の撃退器はあくまで害獣を寄せつけないようにする目的で使用し、捕獲する目的での使用は適していません。その点で捕獲器やわなとは異なります。

 

害獣撃退器の種類と特徴

害獣用の撃退器は大きく分けて3種類あります。

超音波や光、音を使用した機械式の撃退器、害獣が嫌う匂いや忌避剤を使う撃退器、電気柵やネットなどを使用する物理タイプです。

順番に見ていきましょう。

 

超音波・センサーライト式

動物が嫌がる超音波や強力なLEDフラッシュライト、警告音を単独、またはミックスし、害獣を撃退するタイプです。周波数をコントロールして特定の動物にだけアプローチできる製品もあります。

人間の耳には聞こえにくい高周波音を発生させる超音波式は、住宅地や人が多い場所でも使用しやすいのが特徴です。

電気を使う場合も電源や電池ではなく、ソーラー充電式を採用している製品が多く、電源コードが不要なため屋外への設置が非常に便利です。

また、USB充電に対応している製品もあり、天候が悪い時期でも安定して使用できます。

 

忌避剤・匂いタイプ

動物が本能的に避ける刺激臭を放出することで、害獣を寄せ付けない撃退器です。

ベースとなる素材はワサビ、トウガラシ、獣の匂いなどで。形状はスプレー、固形、液体などタイプは様々です。使う場所や使用目的に応じて適した製品を選んで下さい。

ターゲットはネズミからタヌキなどの中型獣、イノシシやシカなど、非常に広範囲の害獣に対して効果を発揮します。

 

物理的・その他タイプ

電気柵・ネットなど、電気ショックや物理的な障壁によって、害獣が敷地内への侵入するのを直接的に遮断するタイプのほか、風鈴・テグスを利用し、風で揺れることによって生じる音や光の反射、またはピンク色のテープなどの視覚的刺激を与え、害獣を撃退するタイプもあります。

そのほか音と光と超音波など、複数の撃退方法を組み合わせることでより高い効果を狙った製品も販売されています。

 

対策する害獣によって使い分けたい!「害獣撃退器」の選び方

害獣撃退器を選ぶ際には、対策したい害獣の種類、設置場所の環境、予算などをふまえ、総合的に判断するのが理想的です。

以下、撃退器を選ぶ際の重要なポイントを紹介していきます。

 

設置場所で撃退器を選ぶ

害獣用の撃退器を設置する場所がどんなところで、どのような周辺環境なのかを加味して選ぶ方法です。 設置場所が農地、住宅地、倉庫、寺社など、それぞれの環境で必要な害獣撃退器の機能を判断していく必要があります。

農地ではイノシシやサルの侵入を防ぐため、強力なセンサーがあること、メンテナンスの手間が少ないソーラー充電機能を保有していることが優先されます。

住宅地などで使う場合、トラブルを避けるためにも人への影響が少ない撃退器を使用したいところです。ネズミやカラス対策であれば超音波やフラッシュライト機能のある製品を選びましょう。

性能

倉庫や資材置き場はその広い敷地をカバーできる性能と、家庭用よりもはるかに高い防水性・耐久性を備えた製品が求められます。

寺社ではその環境や来訪者に対する影響をかんがみ、静音性や景観に配慮した機種が適しています。

また地域や気候条件によって、必要な性能や装置の耐久性が異なります。

降雪地域では防水・耐寒性能に優れたモデルを選ぶ必要があります。また往来が比較的困難な農業地帯や山間部ではソーラー充電機能付きのモデルが重宝される傾向にあります。

日照の少ない地域では長寿命バッテリー対応タイプを選ぶなど、環境に適した撃退器を選んでください。

 

害獣の種類で撃退器を選ぶ

撃退対象となる害獣の種類によって有効な撃退器を選ぶ必要があります。

たとえばセンサー付き装置が効果的なのはシカやイノシシです。超音波タイプの撃退器はネズミ、フラッシュライトや音による撃退装置が効果的なのは鳥類です。

ハクビシンやタヌキなどの撃退を目的とし、農耕地や屋外で使用する場合は防水仕様の製品を選んでください。

 

気になるコストはどれくらい?「害獣撃退器の費用相場」

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害獣撃退装置の価格は、機能やカバー範囲によって大きく異なります。以下の表で、価格帯別の機能、メンテナンス、設置費用をまとめました。

 

価格帯主な機能維持費・メンテナンス設置費用(DIY/業者)
~5,000円小型・基本機能(超音波、光)乾電池交換が必要自分で設置可能/不要
5,000~20,000円センサー付き・防水・ソーラー充電型ほぼ不要(ソーラー式)自分で設置可能/不要
20,000円以上広範囲対応・高性能・複数機能搭載定期メンテナンス必要自分で設置可能/業者依頼推奨(1~3万円)
捕獲器(専門業者向け)本格的な捕獲・駆除機能定期点検・清掃必要業者依頼必須(10~30万円以上)

 

価格帯別の特徴

一般向け(~5,000円): 超音波式やフラッシュライト式など、基本的な撃退機能を持つモデルです。ネズミやカラスなど小型害獣向けの製品が多いです。ソーラー式は少なく、乾電池交換が必要な場合がほとんどです。

 

一般、事業者向け(5,000~20,000円): センサー機能や防水性能、ソーラー充電機能を持つ製品が多いです。広範囲をカバーでき、複数の機能を組み合わせた製品もあります。

 

事業者向け(20,000円以上): 農業用や広範囲をカバーできる製品が多い価格帯です。定期的なメンテナンスが必要ですが、効果は高いのが特徴です。

高性能モデルの中には撃退ではなく捕獲・駆除を目的とするものが含まれるため、設置の際は注意してください。

 

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どのように動物を撃退できる?「害獣撃退器の機能と効果」

害獣撃退器には、さまざまな機能を持つ製品があり、それぞれ異なるメカニズムで動物を追い払います。ここでは、代表的な撃退方法とその効果について詳しく解説します。自分の環境や対象となる害獣に合わせて、最適な機能を持つ撃退器を選びましょう。

 

撃退方法主な特徴メリット設置のポイント
撃退器(超音波・光)特定の周波数(例:ハクビシンは10kHz~70kHz程度)の超音波や、強力なLEDフラッシュライトを照射して追い払う装置動物を傷つけずに追い払うことができる。ソーラー充電式の製品もあり、電源がない場所でも設置可能超音波が遮られないよう、見通しの良い場所に設置。様々な動物に対応できるよう、複数の周波数パターンを持つ製品を選ぶと効果的
忌避剤(匂い・燻煙)害獣の優れた嗅覚を利用し、嫌がる匂いで近寄らせないようにする方法。ハッカ油、ミント、トウガラシ、ワサビ、ニンニク、木酢液、オオカミの尿などが有効手軽に導入できる。強い刺激臭により即効性がある害獣の侵入経路や被害のあった場所に設置、散布。効果は永続的ではないため、定期的に補充・交換が必要
物理的な侵入防止・環境整備最も確実な対策。侵入経路の封鎖、餌の撤去、清掃により動物が寄り付かない環境を作る根本的な解決が可能。長期的な効果が期待できる屋根裏や床下など、動物が入ってくる隙間や穴を徹底的に塞ぐ。生ゴミや農作物の残さを放置しない。糞や巣を取り除き、臭いを消臭・消毒する

 

害獣撃退器の設置は許可が必要?

撃退器を設置する際に注意しなければならないのが法律や規制です。

大まかにいえば、むやみやたらに野生動物を捕獲、駆除することは法律で禁じられています。

あくまで害獣を近づけさせないようにする目的で、彼らを傷つけることなく追い返すという範囲で撃退器を使用する必要があります。また害獣だけでなく、人やペットに対する配慮も必要になってきます。

例えば安全性が確保されている製品でも、使用制限や騒音規制がある場合があります。

超音波やセンサーを使用するときも、近隣住民やペットへの影響を考慮し、設置場所や作動させる時間に気を配りましょう。

 

まとめ

ここまで害獣用の撃退器について見てきました。

害獣撃退器には、超音波、光、音、忌避剤など様々な種類があり、それぞれの特性を理解して適切に選択・設置する必要があります。また、撃退器の使用にあたっては、鳥獣保護管理法や騒音防止条例などの法規制を遵守し、近隣住民やペットへの配慮も忘れてはなりません。

定期的なメンテナンスと適切な管理により、長期的な効果を維持することができますが、害獣被害の状況は地域や環境によって大きく異なります。より確実で効果的な対策を講じるためには、害獣駆除の専門業者に相談することをお勧めします。

害獣駆除でお悩みの方は駆除ザウルスへご相談ください。

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害獣・害虫駆除の専門会社・駆除ザウルス

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コラム監修者 プロフィール
内田翔
内田 翔(うちだ しょう)

AAA ALLIANCEグループ 取締役 本部長。
「害虫バスター」としてメディア出演、ニュース、番組協力多数。

【駆除ザウルス メディア出演歴】
日本テレビ「news every.」「世界一受けたい授業」、NHK「クローズアップ現代」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、フジテレビ「とくダネ!」、TBS「あさチャン!」「ジョブチューン」他多数。

害獣駆除歴約20年を誇るスペシャリスト。「建物の医者」としてお客様の安心・平穏を取り戻す為に最善の施工を実施。